丁寧な説明と、
綿密な診察を心がけております。
女性特有のがん検診をはじめ、
月経トラブルに関する検査や更年期治療なども行っております。
気になる症状があればご相談ください。

診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8時30分-12時30分 受付時間 8時30分-12時 |
休診 | 休診 | |||||
14時-17時 受付時間 14時-16時30分 |
休診 | 休診 |
【休診日】 木曜日・日曜日・祝祭日
- 急患・分娩・入院に関してはこの限りではございません。
いつでもご遠慮なく電話で連絡の上、ご来院ください。 - 土曜日も17時まで診療しております。
- 外来診療は原則として予約制となっておりますので、お電話でご連絡の上、ご来院ください。
予約外の方につきましては、予約の方を優先させていただいておりますので、お待ちいただくことがございます。
なお、急病・急用等の方は随時ご相談ください。
婦⼈科検診
経腟超音波(経腟エコー)検査
経腟超音波(経腟エコー)検査とは婦人科でおこなう超音波検査の一つで、子宮や卵巣などを観察するための検査です。
小さな異常も確認することができるので、婦人科では基本的な検査の一つです。
子宮の大きさや、内膜の厚さ、卵巣の大きさや中の様子などを見ることができるため、子宮や卵巣のさまざまな疾患を調べることができます。
- 経腟超音波検査で見つかる代表的な疾患
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- 子宮がん
- 卵巣がん
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 卵巣のう腫
- 子宮内膜ポリープ など
経腟超音波検査は、痛みもほとんどなく数分で終わる検査です。
年に1回は受けることをおすすめします。
子宮頸がん
20歳から30歳の若年者にもよく見られるがんです。
早期には症状がほとんどないため、定期的な検診によって早期段階から発見することが大切です。
最近では、ワクチンで子宮頸がんを予防することが可能になりました。
がん検診の際に、超音波で子宮の内側や卵巣のチェックも行いますので、卵巣のう種や子宮筋腫の発見に役立ちます。
また、市町村から配布される無料券や割引券も使えますので、来院時に受付でご相談ください。
子宮体がん
子宮の内膜に発生するがんで、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの過剰な刺激が原因としてあげられます。
出産回数の減少によって、エストロゲンにさらされる期間が長くなったため、近年日本でも増加しています。
多くの人は初期段階から不正出血などの症状がみられ、早期に発見されるケースが多いです。
不正出血は様々な病気のサインでもありますので、早めに診察を受けるようにしましょう。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性の50%以上が一度は感染するといわれているウイルスです。
HPVの中には子宮頸がんを起こしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンはこのうち一部の感染を防ぐことができます。
当院取り扱いのワクチンでは、子宮頸がんの80~90%の予防効果があります。
⽉経トラブルの相談
月経痛
月経痛は、子宮内膜で作られるプロスタグランディンというホルモンが、子宮内の経血を体外に押し出すために子宮を収縮させることで起こります。
このプロスタグランディンが多すぎると、収縮が強くなりすぎ、激しい痛みを伴います。
痛みを和らげる鎮痛剤や漢方薬、低用量ピルが効果的です。
痛みの原因が子宮内膜症、子宮筋腫などによるものの場合は、その治療が必要となることがあります。
過多月経・過少月経
生理用のナプキンが1時間ももたない、レバー状の塊が多く出る、貧血になるなど経血量が多い状態を「過多月経」と言います。
月経期間が8日以上と長く続く「過長月経」の場合にも注意が必要です。
過多月経や過長月経はホルモンバランスの乱れの他、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどが原因となることもあります。
また同様に、過少月経や無月経もホルモンバランスの乱れなどが考えられます。
いずれの場合も検査をして必要に応じて治療を行うことが大切です。
無月経
妊娠や授乳中以外でも3カ⽉以上月経がない状態を「無月経」といいます。
18歳になっても初経がない場合は、染色体の異常、子宮や卵巣の先天的な異常、男性ホルモンの多量分泌などが原因として考えられます。(原発性無月経)
月経があったのに止まってしまった場合、ストレス、過度なダイエット、生活環境の変化などの他、甲状腺の病気が原因のケースもあります。(続発性無月経)
無月経の期間が長くなると卵巣の機能が戻りにくくなるため、早めに受診してホルモン剤の投与、原因の病気の治療などを行うことが勧められます。
月経前症候群(PMS)
症状 | イライラ、不安感、落ち込む、やる気の喪失、疲れやすい、眠くなる、乳房の張り、むくみ、下腹部痛、腰痛、頭痛、肩こり、肌荒れ、便秘、発熱など |
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月経前はホルモンの分泌が急変動し、自律神経を乱すため、月経が始まる1週間ほど前から上記症状(月経前症候群)が出やすくなります。
月経が始まるとおさまる一時的なケースが多いですが、日常生活に支障をきたすような場合は治療をお勧めします。
症状に合わせて、漢方療法、ホルモン療法、サプリメント処方を行います。
更年期
閉経の前後5~10年間を更年期と言います。
卵巣の機能が低下して女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、月経周期の乱れや不快な症状があらわれることがあります。
身体的症状 | ほてり、のぼせ、発汗、動悸、めまい、頭痛、冷え |
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精神的症状 | イライラ、気分の落ち込み、不眠 |
これらの症状で日常生活に支障が出る場合には早めに医師にご相談ください。
超音波検査、血液検査、必要な場合は子宮頸がん検診などを行い、検査結果をふまえて、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬など症状・体質にあった治療法をご提案いたします。
避妊
低用量ピル
低用量ピルには、飲み忘れがなければ100%に近い避妊効果があり、副作用が少ない、女性自身が主体的に避妊できるメリットがあります。
ホルモンの種類も様々で、個人にあった低用量ピルを選ぶことができます。
正しく服用すれば避妊ができるということ以外にも、月経不順や月経痛など、月経に伴う症状の緩和効果もあります。
避妊リング
避妊リングは避妊目的で子宮内に装着する器具で、受精卵の子宮内膜への着床を阻害することで避妊効果を得る避妊法です。
一度装着すれば⻑期間避妊できるだけでなく、⽉経の量を減らす効果もあります。
緊急避妊ピル(アフターピル)
緊急避妊ピルとは、避妊に失敗した時や性被害にあった時などに望まない妊娠を避けるために使われる緊急措置の避妊方法です。
性交後72時間以内(なるべく早く)に正しく服用することで避妊効果が期待できますが、残念ながら100%ではありません。
日曜日・祝⽇や時間外の場合も適宜対応いたしますので、お急ぎの際にはお電話で連絡して受診ください。